詰まった!!
僕の窮屈な頭蓋骨の中身。
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消滅した週間。
そうそう、最近、~週間が無くなったなあと。

ちょっとねえ、ベートーベンのミサ・ソレムニスがやばくてそれどころじゃないんだよ。

ライヒとか聞いたらほかの曲聞けないし、何気に今はグリーグ聞いてるし。

グリーグはペールギュントしか有名じゃないみたいだけど、グリーグの真価は歌曲だよ。ペールギュントじゃない。あれも悪い曲ではないが。なんかポピュラーっぽくて微妙。

ショスタコーヴィッチの弦楽四重奏15番をまた聞いた。僕はこれがショスタコーヴィッチ最高の音楽だと思っている。
ノクターンと葬送行進曲はなんか微妙なのが残念。
悪くはないんだが、あの強烈なインテルメッツォの後だと、霞んでしまう。
まあ、あんなすごい曲がずっと続かれても困るので、いい休憩かもしれないがね。
エレジーはあいかわらずすごいが、倍音を聞かない技術が要求される。
セレナーデはやっぱりすごい。何度聞いてもすごい。あそこまで単純化された音楽もすごい。
複雑な和声も使ってるけど、十二音から導き出せるからね。
インテルメッツォは、失神しそうになる。ヤバイ。
バス保続音Esの上に鳴る、A-C-E→A-D-Fis-Hの和音。これはもう意識が吹っ飛びかけるほど強烈な効果。
その余韻として11小節後に現れる、Es上のAs-Cis-Es→As-Des-Fes-Bes
ものすごい効果だ。いつものあのおちゃらけたショスタコーヴィッチを微塵も感じさせない。
全てが混ざったようにも聞こえるエピローグ。これもまた終わりにふさわしい強烈な曲。
すごいねー。

音楽はやはり単純であれば単純なほど良い。
余計な音はまったくいらない!
あのリストの無駄な分散和音や、現代音楽特有のよくわからない音の羅列にはうんざりだ!
ああいう曲は、芸術に至る道としては必要な曲かもしれないが、決して完成形ではない。

完成形というのは・・・やはりベートーベンのミサ・ソレムニスだろう。
あれに無駄な音が無いって言っても説得力に欠けるほど膨大な音符が書かれているが、いや、たしかに無駄な音符は無い。
冒頭のそれと感じさせない弱起からすでにベートーベンワールド。
ぱっと聞いただけでは、始めの音の1/5の長さの音が打ち直され、拍子がよくわからない。
それをまさぐっているうちに、もう盛り上がり始めている。
そして、合唱の第一声Kyrie!その中からでてくるテノールソロKyrie、もうここの時点でものすごい感動的である。
もちろん、始めだけがすごいわけではない。Kyrieが終わると、Gloriaが盛大に始まるが、速くて込み入ってる曲でここまで精神性を出せるのはベートーベンくらいだろう!
フーガもでてきて、ものすごい世界に引きずり込まれる。
しかし、ここまできて、さらに芸術が用意されている!Credoだ。
単純な主題を展開するフーガが雄大に始まる。あーもう狂いそうになる。
Sanctusでは、音楽が落ち着いて、ヴァイオリンソロが歌いだす。決して技巧を見せるためのソロではなくて、純粋に音楽に向かっているソロ。音形はとても単純だが、美しい。
Agnus Deiにおいて、音楽が最終盤にはいると、今度は軍隊調になって、ティンパニとトロンボーンのファンファーレが始まり、一瞬景色ががらっと変わる。
その後の、二つの特徴的な主題が交じり合って、威厳をもって堂々と曲が閉じる。
第九より全然良い曲ですよ。
第九も最高の音楽だし、これに勝る音楽を挙げろといわれたら非常に苦しむが、このはるか高みにいる曲がミサ・ソレムニスだ。

ちなみに、ベートーベンが弦楽四重奏14番で使っている主題がミサ・ソレムニスにも、あまり目立たないが出てきていて、これは、バッハの平均率24番プレリュードの一部とフーガの嬉遊部の一部と同じ音形である。

ファミレドレミーーミレドシドレーー
っていう形。
非常に単純なのにもかかわらず、ものすごい感動的な音形なので、これはバッハを拝借したということになるのだろうか。
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