詰まった!!
僕の窮屈な頭蓋骨の中身。
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焦燥と絶望
ユーゴー「死刑囚最後の日」読了。

なんという嫌な本だろう!一度読むことをお勧めします。死刑反対派も賛成派も。

死刑判決から施行までの6週間を書いた作品。希望は一切無い。

ドラマチックな部分もあるはずもなく、ただ死刑が目前に迫ってくるのを耐えるしかない、というもの。

実際そうだろう。死刑の日程がわかってしまったら、あとは怖がる意外に方法はないのだ!

特に犯罪を後悔し、理性を取り戻してしまった人達は!

途中終身徒刑の人達の描写がでてくる。主人公は終身徒刑になるくらいなら、死刑になってよかったよ、というが、間際になって、終身徒刑でいいから生き延びさせてくれ、と訴える。

この作品をなにより悲痛にしているのは、周りの人間、看守や、死刑執行人、憲兵などなど、あらゆる人が情に深い、良い人間と書かれていることだ。

ただ、残酷なのは死刑という法のみである。

作品は主人公が死刑にならなければ良いのに、という望みを持たせながら、恐ろしいスピード感をもって先へ進みたいという気も起こさせる。

死刑直前の一日の濃度はありえないほど濃くなっている。明日が無い人にとって、今日のことはすべて人生最後のものなのだ。

周りの人は行き続けて、大して変わった日でもないのだろうけど。

死刑に絶望以外の何をもたらすのだろう!
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コメント
この記事へのコメント
あー
その本読んでみたい
買うか~
2009/02/25 (水) 00:29:39 | URL | ENIGMA #-[ 編集]
なんか、その後に序という、作者の後書きがついてるんだが、それは読んでない。
読んだほうがいいのかなあ。
2009/02/26 (木) 15:14:23 | URL | えのき #-[ 編集]
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