詰まった!!
僕の窮屈な頭蓋骨の中身。
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Op.27b
アルカンの練習曲の技巧の高さには驚かされますが、
異常に難しく、すごい表現のできている練習曲があります。
Op.27bの鉄道です。

はじめから終わりまでVivacissimamenteで突っ走ります。
楽譜自体は約20pと、長いほうですが、演奏時間は大体5分くらいがbestです。

左手の規則的な動きは、車輪を見事に表現していますし、右手の恐ろしく早い旋律は、汽車の外観から周りの風景などを、巧妙に表現しています。

5分の1も進んだところで、がらっと曲想が変わります。
左手の規則的な動きは消えますが、まったく気になりません。
右手にしっかりとした旋律ができます。

そして、すぐに、新しい形式になって、左手に3連符が出てきますが、まさに鉄道です。
5分の2も進めば、汽笛がなります。

そして、今までの部分を繰り返したところで、調が半音上がり、クライマックスとなります。

そして、遅くなっていって終わるのですが、記号で遅くしているのではなく、音符で遅くしていきます。
それが、車輪の表現として、ぴったりです。

最後に汽笛を鳴らして終わります。

終わり方は、いつもはアルカンの欠点になっている部分ですが、今回はまったく違和感がありません。


この曲はあまりにも難しいことを除けば、名曲です。
鉄道をここまで表現できるのは、人間業とは思えないほどです。

クラシックが苦手な人でも、こんな曲を聞けば、ピアノのもつ表現力と、作曲家の偉大さがわかるのではないでしょうか?


なお、Op.27bとなっているのは、もうひとつOp.27があるので、こうしているだけです。
Op.27aは、(3+3)+(3+3)拍子だったり、(2+2+2)+3拍子だったりして、オクターブが大量に出てくる、よくわからない音楽で、楽譜を見ただけでは想像できません。(♯もたくさんついているので)
でもおそらく派手な曲だと思います。
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