詰まった!!
僕の窮屈な頭蓋骨の中身。
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何もない世界
ジョンケージは音のない世界を求めて、無音室に入ったらしいですが、自分の鼓動と神経の音(耳鳴り?)が聞こえたそうです。

芸術には、いろいろありますが、その全ては5感に訴えかけるものです。

音楽→聴覚
絵画→視覚
建築→視覚(触覚)
料理→味覚、嗅覚、触覚、視覚(聴覚)

ほかにもいろいろありますが。

何も書かれてないキャンパスをひとつの絵とする絵画や、無音の音楽などもありますが、完全に何も見えない絵を描くことは不可能です。
全く光のない世界では、何も見えないに近い状況を作り出すことができますが、光の残像?の緑、赤、青、黒、白などの色が見えます。
味覚も完全に防ぐことはできません。口の中は、苦かったり、しょっぱかったりします。
嗅覚はほぼ完全に消すことができますが、嗅覚だけに集中すると、やはり何かしらのにおいを感じることになります。息を止めれば別ですが。
触覚を防ぐには麻酔をかければほぼ完璧にシャットアウトできますが、自分の力だけで消すことは不可能です。

私は基本的に音楽のほうしか良く分からないので、聴覚にだけに限りますが、聴覚を完全に消すには、自分の意識をふっ飛ばさないと無理です。
鼓膜を破ったところで、耳鳴りは聞こえるそうですから。
意識を吹っ飛ばすといっても、寝るぐらいじゃ無理です。

全ての感覚を消すには、死ぬしかありません。
脳が完全に死ねば、全ての感覚はなくなります。もちろん、それを自覚するのは不可能でしょうけど。
死ねば、おそらく、全ての芸術の原点を見ることができるでしょう。
何もない状態は、恐ろしくシンプルで、もっとも基本的な状態であるはずです。

そこには、快楽も苦痛もないから、何も感じ取ることはできないし、それに気づくこともないんですけど。

人間は、いづれ、この無の芸術にたどり着くのですが、それは案外悪くないものではないか、とも思います。
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