詰まった!!
僕の窮屈な頭蓋骨の中身。
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12の文章その2~リクエストに答えて~
13.回想

輝かしい記憶。

今、この薄い時間を通っているのが、すっと消えるようにのしかかってくる記憶。

この命を縮めるように、よみがえる記憶。



14.デュエッティーノ
全く気の合わない二人。
彼は彼女を遠ざけようとする。
彼女は彼を遠ざけようとする。

道端でふと出会う。
二人は何も言わずに道の右と左を通る。

店の中でふと出会う。
二人はわざわざ混んでいる別のレジに入る。

電車の中でふと出会う。
二人は両側の席に座る。

両側の席に座った二人は、いやでも向かい合う羽目になる。

彼女は必死に目をそらそうとするが、それがやけに不自然に思えて、どうしようも無くなる。
彼は必死に目をそらそうとするが、ほかに目を置く場所がなくなり、どうしようも無くなる。

二人は、同じ駅で降りる。

二人とも、お互いなるべく遠のこうとして、駅のホームの両端を歩く。

左右対称の駅。

彼女は、鏡に映った彼のように、改札を通る。

彼は、鏡に映った彼女のように、駅から出る。

二人は、お互いを意識することだけで頭の中がいっぱいになり、目的を失った。

今、彼と彼女は共鳴する。



15.協奏曲のトゥッテイ
私は、いつもリーダーになってる彼をいつもねたましく思う。
彼がいなくなれば良いのに。

彼がいなくなって、私は、グループのリーダーになれるかと思ったら、
ほかの人が、リーダーになってしまう。

私は、いつまでもリーダーになれないグループを抜け出した。

グループは一瞬にして崩壊した。



16.ファンタジー
私は一生この夜のことを忘れない。
特別で、美しい夜。

私は、人生の全てをこの夜に捧げるとともに、
私の魂は宇宙に解き放たれ、自由になる。

私の魂が体に戻るとき、また日常の朝が始まる。



17.3声の小前奏曲
私が、一歩歩くたびに、鼓動が早くなる。
些細な違いだけれども。
私がそれを感じることなく、また一歩歩く。



18.小リート
私は、偉大な夢を見ていた。
現在は、ただ、普通の家庭で暮らしている。

――偉大な夢は、今の私より幸福になる夢だったのだろうか?

そんなことを感じることもなく、私は忙しい幸せにつつまれる。



19.懇願
「私をこの牢獄から出してください」
「だめだ」
「何故駄目なのです?」
「お前は、そこでできる全てのことをしていない。その牢獄の中でできる全てのことができないのに、外にでて何ができるというのだ?」
「私は自分のできる全てのことを牢獄のなかでやっています」
「そんなことはありえない。この広い地球の中で、全てのことをするなど到底不可能なのだ。」




20.村の小さな行進曲

以下は後で執筆します。
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