詰まった!!
僕の窮屈な頭蓋骨の中身。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
12の文章~その2の2と楽屋裏~
そもそも12の文章を書き始めたきっかけというものが、

①愛と死にまつわる散文詩を書いてみたかった

②適当な単語から連想文章を書いてみたかった

という単純な理由に基づくもので、

構想は数年前から立っていたんですけど、どうも良い単語集というのがみつからなかったたため、

アルカンのエスキスを拝借してきました。

①は、相当特殊な精神状態でなければ書けないと思い、時期を今まで待っていた次第。

その2になると、そのような精神状態になっていないところで急に書き始めたので、内容はほとんどない。

というわけで、これからは、散文詩のなかに、短編小説なども織り込んでいき、雰囲気を一変してみようと思う。



20.小さな村の行進曲
「隊長!これからどこに出かけるんですか!?」
「もちろんこの国の政府を倒すために出かけるのさ」
「この国はなにか悪いことをしたんですか?」
「自国の政府は悪い集団と決まっているのさ」



21.いとまごい
「我らの国と我らの王に栄華あれ!」



22.無邪気
「あの星はなんのために光っているの?」



23.木靴を履いた男
私は今日も行く
この世の全ての人を幸せにするために。

「そこのお嬢さん、なぜ泣いているの?」
「そこの木に生(な)っているみかんが取れないの」
「どれ、私が取ってあげよう」

~~私は人を幸せにするためにあらゆる努力を惜しまない~~

みかんをお嬢さんに渡せば、ほら、笑顔が見れるではないか。


私は今日も行く
この世の全ての人を幸せにするために。

「そこの少年、なぜ泣いているの?」
「家に鍵がかかっていて入れないの」
「どれ、私が鍵をあけて見せよう」

~~私は人を幸せにするためにあらゆる努力を惜しまない~~

この子の両親を探し当てたころには、すでに夕暮れになっていたが。


私は今日も行く
この世の全ての人を幸せにするために。

「そこのお父さん、なぜ泣いているの?」
「会社を辞めさせられたんだい」
「どれ、私が再雇用先をみつけてあげよう」

~~私は人を幸せにするためにあらゆる努力を惜しまない~~

私は、この人に、小さな飴玉をひとつ渡し、がんばって、と笑顔で見送った。


私は今日も行く
この世の全ての人を幸せにするために。

「そこのお姉さん、なぜ泣いているの?」
「振られたんです」
「どれ、私が新しい恋人をみつけてきてあげよう」

~~私は人を幸せにするためにあらゆる努力を惜しまない~~

私は、そのまま断られた。


私は今日も行く
この世の全ての人を幸せにするために。

「そこのおばあさん、なぜ泣いているの?」
「私の夫が死んでしまったのです」
「どれ、私が弔ってあげよう」

~~私は人を幸せにするためにあらゆる努力を惜しまない~~


>>以下は続きで



24.コントルダンス
今夜、何組もの男女が何も考えずに踊るのは、
そのまま、考えられる相手を見つけているからだ。
私はおばあさんの前で、少し手を組んだ

私は今日も行く
この世の全ての人を幸せにするために。

「そこのお役人さん、なぜ泣いているの?」
「上司がつらくあたるんです」
「どれ、私が上司をなだめてきてあげよう」

~~私は人を幸せにするためにあらゆる努力を惜しまない~~

私は、役人の上司と楽しいひと時をすごした。




私は今日も行く
この世の全ての人を幸せにするために。

「そこのお兄さん、なぜ泣いているの?」
「財布を落としてしまったんです」
「どれ、私が財布を捜してあげよう」

~~私は人を幸せにするためにあらゆる努力を惜しまない~~

財布を見つけられなかった私は、そっと自分の財布を渡した。


私は今日も行く
この世の全ての人を幸せにするために。

「そこのお坊ちゃん、なぜ泣いているの?」
「帽子が風で飛んでしまったの」
「どれ、私が帽子を取ってきてあげよう」

~~私は人を幸せにするためにあらゆる努力を惜しまない~~

帽子が取れなかった私は、そっと自分の帽子を渡した。


私は今日も行く
この世の全ての人を幸せにするために。

「そこのお嬢さん、なぜ泣いているの?」
「寒いの」
「どれ、私が暖をとってあげよう」

~~私は人を幸せにするためにあらゆる努力を惜しまない~~

暖まるものをもっていない私は、そっと私のコートをお嬢さんにかけた。


私は今日も行く
この世の全ての人を幸せにするために。

「そこのお兄さん、なぜ泣いているの?」
「俺の靴が川に落ちてしまったの」
「どれ、靴を拾ってきてあげよう」

~~私は人を幸せにするためにあらゆる努力を惜しまない~~

私は、服を脱いで川に入ったが、靴は見つかることがなかったので、私のはいていた靴を渡した。


私は今日も行く
この世の全ての人を幸せにするために。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright © 2005 詰まった!! all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。