詰まった!!
僕の窮屈な頭蓋骨の中身。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
パンドラ。
今日の一言。

パンドラ。

いや、それだけだ。

ちなみに、パン→全部、ドラ→贈り物という意味らしい。べつに確かめたわけじゃないので盲信注意。

未だにプラトンの饗宴を呼んでいる。

この本、もともとプラトンがアポロドロスとその友人が話している場面を書いているのだが、アポロドロスはアリストデモスから聞いた話をその友人に話しているわけだ。ちなみに、アリストデモスがソクラテスやアガトンやアリストパネスなどの話を聞いていて、それをアポロドロスに話したということだが、ソクラテスは、過去にディオティマと話したときのことを喋っていたりする。
すなわち、
ディオティマ、過去のソクラテス→ソクラテス→アリストデモス→アポロドロス→友人、プラトン→(翻訳者)→私達
という経過をたどっていることになって、これまた非常に隔世されていることになる。
つまり、このことは、プラトンがソクラテスの実際に言った内容を自由に変更していることを示しているように見える。(じゃなかったら、アポロドロスとの会話をはさむ必要がない)
実際ソクラテスの弁明では、いきなりソクラテスの話から始まっているし、エウテュプロンでもエウテュプロンとの議論からいきなり始まっている。
これが本当に関係あることなのかどうかはわからないが、少々違和感を感じることは確かなので、気に留めておいて損は無いと思う。
さて、この本では、ソクラテスの弁論術がヤバイ。アリストパネスで雲のいうところの「邪論」が暴威を振るう。
一番初めに、エリュシマコスがエロスを賛美することを議題にしようといったにも関わらず、ソクラテスは、エロスは美しくなく(醜く)、良きものではない、などと言い出す。
ソクラテス自身がその言葉、反駁するのだが、アガトンがソクラテスに反駁できないのは、ソクラテスによれば、ソクラテスの弁論が真理を語っているものだからだそうだ。
だが、ソクラテス自身の反駁は、ディオティマの話によって反駁されるのだが、ディオティマは、哲学者らしき言動が感じられない。女性だということもあるが、
>蘊奥(うんのう)をきわめたソフィストのように
と直接的に書いているので、哲学者でないことは間違いないだろう。
となると、おそらくソクラテスはディオティマの話をもってエロスを賛美していたことになるが、これが本気であったかどうかが疑わしくなる。
だが、ディオティマの話は、エロスは、肉体への愛から魂への愛へと上昇していく、という有名(?)な過程を話しているのであって、それが嘘だということになると、自分の解釈があまりに行き過ぎたことになりそうで怖いというものだが、まあ、あくまで僕の考えということで、ここに書いておこう。
というか、まだ全部読んだわけじゃないので、あんまりはっきりと主張することはできないが、ソクラテスの異常な弁論の上手さ、恋がいかなるものなのかということは結構おもしろく読める。
アリストパネスの説はもはやデンパな感じしかしないが(人間はもともと二人一組で、分かれた誰かを探しているから恋をする。男女の組だったものは、姦通を好むが、男男だったものはそういうことは無い。そして、真の男だったのだから、この人達のみが、哲学者になれる素質を持つ。もちろん男男だった人とは同性愛者のことである)まあ、意外に合っているような気がしなくもないところがすごい。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright © 2005 詰まった!! all rights reserved.
Powered by FC2ブログ.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。